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禧美智章『アニメーションの想像力─文字テクスト/映像テクストの想像力の往還─』
が刊行されました。
風間書院 2015年10月 ISBN:978-4-7599-2089-5 7,000 円+税 
立命館大学文学部人文学研究叢書5

目次


第一章 「アニメ」と「アニメーション」
第二章 アニメーションと〈新〉植民地主義
第三章 日本における初期アニメーションの批評性―『煙突屋ペロー』と『海の神兵』
 第一節 『煙突屋ペロー』とプロキノ
 第二節 アニメーションと植民地主義―『海の神兵』
第四章 戦後アニメーションの胎動
 第一節 占領政策とアニメーション―熊川正雄『魔法のペン』から
 第二節 東映動画の『白蛇伝』―戦前と戦後を繋ぐアニメーション
第五章 文学と映画、アニメーション―文字テクストから映像テクストへ
 第一節 泉鏡花「天守物語」の視覚性―戯曲・映画・アニメーションの比較から
 第二節 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の視覚性―その多様な読みの可能性をめぐって
第六章 映画監督、押井守の挑戦―『イノセンス』『立喰師列伝』
 第一節 押井守『イノセンス』における「2Dと3Dのズレ」
 第二節 押井守『立喰師列伝』における「実写とアニメの融合」
第七章 文字テクストと映像テクストの往還―『スカイ・クロラ』における「時間イメージ」から
結び
フィルモグラフィー
初出一覧
後記

風間書院 https://www.kazamashobo.co.jp/products/detail.php?product_id=2094
amazon  http://www.amazon.co.jp/dp/4759920897

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『作家/作者とは何か - テクスト・教室・サブカルチャー』日本近代文学会関西支部編 和泉書院 2015年11月 ISBN:978-4-7576-0774-3

目次

まえがき

第I部 シンポジウム「文学研究における〈作家/作者〉とは何か」
報告(1) 登場人物の類型を通して作者は何を語るか──私小説を起点に・・・・・・日比嘉高
報告(2) ジャンル・文体の社会的機能と〈作者〉──〈書く読者〉から見た夏目漱石――・・・・・・北川扶生子
報告(3) 教室の中の〈作家〉―─伝記教材における作家像・・・・・・木村功
報告(4) 〈作家/作者〉はなぜ神話化されるのか──文芸解釈の多様性と相対性・・・・・・中村三春
全体討議のまとめ

第II部 〈作家/作者〉を考える
■拡張する〈作家/作者〉イメージ
 「こゝろ」論争の本位──〈作者〉問題の向こう側・・・・・・内藤由直
 交錯する「立体」――テクストと作者をつなぐ通路・・・・・・田口律男
 文学の教養化と作家の効用――国文学・鑑賞主義論争にふれて・・・・・・小平麻衣子
 作者と訳者の境界で――ロラン・バルトから森鴎外へ・・・・・・野崎歓

■教室のなかの〈作家/作者〉
 「古典」との橋渡し役としての「近代以降の代表的な」「作家」──平成20年版中学校学習指導要領を視点として・・・・・・宮薗美佳
 話者の判断の表れた言葉に着目して「高瀬舟」(森鴎外)を読む・・・・・・寺田守
 答えのない「謎」をめぐって──国語教材になった村上春樹の短編作品・・・・・・清水良典

■サブカルチャーと〈作家/作者〉
 TVアニメにおける〈作家/作者〉──『魔法少女まどか☆マギカ』における演出スタイルから・・・・・・禧美智章
 ホラー作家はどこへ行く──「実話怪談」系文庫の変遷を軸に(附)「実話怪談」系文庫リスト・・・・・・奈良崎英穂
 創造され続ける「私」(「作者」)──さくらももこ作品における「神」と〈笑い〉・・・・・・山田夏樹

あとがき・・・・・・大橋毅彦

和泉書院 http://www.izumipb.co.jp/izumi/modules/bmc/detail.php?book_id=128934

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『立命館言語文化研究』/立命館大学国際言語文化研究所 27巻1号 2015年10月
「特集・西川長夫─業績とその批判的検討」

目次

第1回 戦後日本文学と国民国家論─廃墟の光を求めて─
中川成美「西川長夫『日本の戦後小説─廃墟の光』を考える──文学と戦争責任──」
Brett de Bary「廃墟の光に見られる「暗い絵」──西川長夫先生と野間宏──」
林 淑 美「非国民の反国民国家論──坂口安吾の謀叛──」
内藤由直「野間宏『真空地帯』と国民国家論──国民化される肉体の裂け目──」

第2回 国家イデオロギー装置としての大学──そこで研究・教育するということ
高橋秀寿「はじめに」
今野晃「国家のイデオロギー装置としての大学──西川長夫と批判的知の可能性──」
番匠健一「「廃墟」としての大学で生きること──国家イデオロギー装置と脱出の回路──」

第3回 韓国における国民国家論
高橋秀寿「はじめに」
金 杭「国民国家は「どう」超えられるべきか? ─韓国における西川長夫をめぐる議論を中心に─」
沈煕燦「ボナパルティズム論から私論へ──西川長夫の「国民国家論」と植民地朝鮮──」
原佑介「「引揚少年」としての西川長夫と韓国」

第4回 国民国家論の越え方
中本真生子「はじめに」
松塚俊三「「国民国家論」と世界史」
加藤千香子「国民国家論と戦後歴史学──「私」論の可能性──」
長志珠絵「国民国家論がたちあがるとき」
崔博憲「西川長夫の国民国家論と「移民」」

第5回 〈新〉植民地主義論の射程
西成彦「はじめに」
平野千果子「国民国家と植民地主義──最後の海外県マイヨットを手がかりに──」
中村孝之「西川長夫の著作における〈新〉植民地主義のテーマについて」
原口剛「都市の植民地主義と「棄民」──寄せ場・野宿の思想と実践からの問い──」
大野光明「〈新〉植民地主義論という光のもとで「沖縄問題」を考える──創り出される現場から──」

「西川長夫へのインタビュー(2011年、於ソウル)  パリの68年5月革命と日本/韓国への影響」
聞き手:金元、金杭 /訳:原佑介

立命館大学国際言語文化研究所 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/lcs/lcs_index.htm
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池田啓悟 『宮本百合子における女性労働と政治 一九三〇年代プロレタリア文学運動の一断面 』が刊行されました。
(風間書房 2015年4月 立命館大学文学部人文学研究叢書 ISBN-13: 978-4759920833)


《目次》

序章

第一章 与えられたプロレタリアート
・第一節 プロレタリア作家としての百合子
・第二節 作品の舞台とナップの方針
・第三節 日記の中のソ連、評論の中のソ連
・第四節 対決の不在
・第五節 植民地の影
・第六節 プロレタリア文学運動の中で

第二章 〈接点〉の発見
・第一節 「女事務員」の世界
・第二節 内なる亀裂
・第三節 「気風」による分断
・第四節 抵抗と抑圧の文化サークル
・第五節 方針を越えて

第三章 運動の中の抑圧
・第一節 プロレタリア・リアリズムと題材の固定化
・第二節 「主題」と「題材」
・第三節 「愛情の問題」の系譜
・第四節 〈論争〉としての『真知子』
・第五節 「正しい認識」と「愛情の問題」
・第六節 論争の〈中絶〉

第四章 「宮本百合子」の生成
・第一節 〈改稿〉される関係性
・第二節 〈指導〉と〈改姓〉
・第三節 「女給」という〈労働〉
・第四節 ねじれる関係性

第五章 統御とダイナミズム
・第一節 「雑沓」系列の方法
・第二節 社会主義リアリズムの登場とプロレタリア文学運動
・第三節 「何を如何に」の二重性
・第四節 イデオロジカルな語り手

終章 〈空虚さ〉の行方
・第一節 「三つの庭」と〈空虚さ〉
・第二節 〈生〉と〈性〉の充足
・第三節 〈家庭〉という枠組み
・第四節 〈空虚さ〉の正体
・第五節 〈自然〉と〈階級〉


 宮本百合子のプロレタリア文学作品は、プロレタリア文学運動の方針への忠実さと、
自身をプロレタリア作家へと突き動かした社会の不当さへの闘いとのあいだで揺れ動いている。
彼女の作品が抱え込んだ矛盾とその展開をたどる。


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『戦後史再考 「歴史の裂け目」をとらえる』
西川長夫・大野光明・番匠健一編著 
平凡社 2014年10月 327ページ 2200円+税
ISBN 9784582454475

目次

はじめに(大野光明・番匠健一)

第一部 なぜ、今、戦後史を再考するのか
第一章  戦後史再考(西川長夫)
第二章  〈国民の歴史〉の越え方(加藤千香子)
コラム1  私にとっての戦後史

第二部 戦後がたちあがっていくなかで
第三章  引揚者たちのわりきれない歴史──植民地主義の複雑さに向きあう(杉浦清文)
第四章  「占領」とは何か(西川祐子)
第五章  占領と民主主義──民主主義の矛盾と「私論」の可能性(沈煕燦)
第六章  戦後文学の「夜の声」──朝鮮戦争と戦後日本の誕生(原佑介)
第七章  〝戦後〟のアンビバレンス──五五年体制と日本国憲法の問題(内藤由直)
コラム2  外国人労働者、農村、人的資源(崔博憲)
コラム3  「当然の法理」について(崔勝久)

第三部 せめぎあう/ゆらぐ戦後
第八章  ベトナム戦争体験とは何であったか──「対岸の火事」から見る日本(岩間優希)
第九章  映画『家族』から見た高度経済成長(番匠健一)
第一〇章 一九七二年、沖縄返還──終わらなかった「戦後」(大野光明)
コラム4  戦後レジームとしての安保(内藤由直)

第四部 戦後の「終わり」を生きる
第一一章 日立就職差別闘争後の歩み(朴鐘碩)
第一二章 「煩悶」の日本語教育──戦後台湾における日本語教育を視座として(倉本知明)
第一三章 原発体制と多文化共生について(崔勝久)
第一四章 戦後史の外縁──誰が次の時代をつくるのか?(崔博憲)
コラム5  歴史学は生命再生産をどのように語るのか(西川祐子)
コラム6  冷戦の終焉(大野光明)

おわりに(大野光明・番匠健一)

ブックリスト
戦後史年表
索引

平凡社ウェブサイト


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